東京港臨海道路II期事業
○概要 東京港臨海道路事業は、城南島から中央防波堤外側埋立地を経て若洲までの約8kmの臨港道路を整備する事業です。
○ 東京港がより便利に−東京港臨海道路II期事業とは−東京港臨海道路II期事業は、中央防波堤外側埋立地から若洲までの約4.6キロメートルの臨港道路を整備する事業です。このうち東京港第三航路のある1.6キロメートルは、橋梁(東京港臨海大橋(仮称))で横断します。この事業の完成により城南島と若洲とが8.0キロメートルで結ばれます。
○ 物流の効率化のために−東京港臨海道路II期事業の効果−
東京港臨海道路を利用すると、中央防波堤外側埋立地と新木場の所要時間が4割短縮できます。これにより臨海部の物流が円滑となり、また、湾岸道路の混雑が緩和されます。その経済効果は、年間300億円程度となります。
○現在、建設事務所では、平成22年度末に向け、下記の工事を行っています クリックすると大きな画像で表示されます。 (1)南北水路橋の橋台及び橋脚が完成し、場上部橋梁(鋼けた)の製作をしております。 (2)土工部では、施工箇所が廃棄物での軟弱地盤であるため、事前に載荷するプレロード工法により圧密沈下をさせています。 ③④アプローチ橋りょうでは、平成19年度末に橋台及び橋脚の完成を目指し三重管杭基礎の工事を進めています。 また、橋梁下の航路を航行する船舶の安全のため、信号所の新設工事を行っています。 信号所新設工事はこちら 杭基礎工事を行っているところ 杭基礎の完成 ※本工事区域は中央防波堤外側埋立地の廃棄物地盤であるため三重管基礎により施工しています。 三重管基礎は、下記のとおり、本杭の周りを外周管で三重にすることにより廃棄物層の浸出水が拡散するのを防止します。 三重管杭基礎について 施工手順 ステップ1 ケーシングを廃棄物層に立込み、ケーシング内の廃棄物を撤去する。 ステップ2 ケーシング内に外周管を立込み、ケーシングと外周管の間に流動化処理土を注入後、ケーシングを引き抜く。 ステップ3 杭を打設し、杭と外周管の間にセメントミルクを注入する。 クリックすると大きな画像で表示されます。 建設事務所トップにもどる |
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東京港建設事務所庶務課庶務係
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