運河ルネサンス 品川浦・天王洲地区 推進方針及び区域の変更について

このたび、運河ルネサンス品川浦・天王洲地区の推進方針及び推進区域が変更されました。


図1 ルネサンス5地区


※下線部が変更部分です。

【地区名】
運河ルネサンス品川浦・天王洲地区

【位置】
図1のとおり

【区域】
品川区東品川1丁目、同2丁目、同3丁目の一部、同5丁目の一部
品川区北品川1丁目の一部
港区港南2丁目の一部、同4丁目の一部、同5丁目の一部
天王洲運河、天王洲南運河、京浜運河の一部、高浜運河の一部

【運河ルネサンスの推進方針】(図2参照)

1 水上施設の立地に関する方針
  ○品川浦や天王洲の個性あふれる水辺の魅力を創出する施設や、地域のにぎわい創出に寄与する施設を立地する。
   ・水上施設の立地を推進する水域は、区域内運河のうち航路を除き、かつ船舶の航行を阻害しない部分(図2参照)とする。
   ・立地を推進する施設の例は次のとおりとする。
    水上レストラン・水上カフェ・水上ラウンジ等飲食施設
    観光桟橋
    レクリエーションボート乗り場
    水上ステージ等集客施設

2 施設の整備・景観形成等に関する方針
○人々が水辺を楽しみ、水辺に親しみ、水辺で憩えるように、安全に安心して楽しく近づける運河や遊歩道の整備を推進していく。そのために、運河沿いの護岸や遊歩道の整備を推進し、地区全体の回遊性を確保する。
○運河沿いの緑化や橋のライトアップなどにより、魅力ある水域景観を創造する。特に品川浦は江戸情緒残る風情や文化を継承しつつ個性豊かな景観を創造する。
チャーター船などの発着スポットを創出し、他地区との連携を含めた水辺ネットワークの構築を進める。

3 地域の交流活性化に対する支援の方針
○一時的なイベント等には、関係機関等と調整の上、航路内水域も利用できることとし(京浜運河を除く。)、イベント等の運営が円滑に行われるよう支援をする。
○運河まつりなどのイベントに際しては、ホームページなどでPRするなどの後援活動を行う。
区域内にある教育機関の生徒を対象とした、船舶による海洋教育や環境学習の実施を支援する。

4 震災など緊急時に備えた新たな検討提案
○桟橋など既存施設では災害時の利用を積極的に図る。
 ・負傷者、病人等の緊急輸送
 ・地域内の帰宅困難者の輸送
 ・住民、避難者等への救援物資の輸送
 ・その他、防災活動に必要な船舶の発着

図2 運河ルネサンス品川浦・天王洲地区の区域及び推進方針