東京港(とうきょうこう)で働(はたら)くいろいろな船(ふね)
遠い外国とコンテナを積んで行き来しているのがコンテナ船です。コンテナ船の大きさはトン数のほかにコンテナを何個積めるか(単位はTEU)で表します。
TEU は、20フィート(約6メートル)のコンテナがいくつ積めるかを表しています。
(TEU = Twenty - foot Equivalent Unit)。
例えば、2000TEUは、6メートルのコンテナが2000個、12メートルのコンテナならその半分の1000個積める、ということです。
現在、東京港に入港するコンテナ船のうち、最大級のものは総トン数約8万トンで、6,000TEU以上あります。大型化するコンテナ船に対応して、ふ頭の長さや水深なども改良する必要性に迫られています。
大型コンテナ船
国内海運で活躍する船
フェリー
トラック、トレーラー、乗用車などの車両と旅客とを同時に運ぶ船です。トラックなどに貨物を積んだまま乗り込むことができるので、自転車の排気ガスによる大気汚染を減らしたり、運転者の労力を軽くするなどのメリットがあります。
ローロー船
船にランプウェーと呼ばれる車両の出入り口があり、トレーラーやフォークリフトを船の内部に直接乗り入れさせて、貨物の積みおろしをすることができます。フェリーと同じように貨物を積んだままでトラックを輸送することができますが、貨物船であるため旅客は12人以下と決められています。
コンテナ船
コンテナを積むための専用スペースがあり、クレーンを使ってコンテナを積みおろしします。外国貿易用のコンテナ船と違って船にクレーンがついているのが一般的です。コンテナだけを積むフルコンテナ船と、一般貨物やトレーラーも積むことができるセミコンテナ船があります。
専用船
貨物を大量に安く運ぶには、船を利用した海上輸送が適しています。そのため、巻取紙、鉄鋼、砂利・セメントなどが専用の船で運ばれています。
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