東京港の概要
東京港の特色
東京港は大都市の産業活動や住民の生活に必要な物資の流通を担う都市型総合港湾です。
取り扱っている貨物の量を入出貨別に見ると、入貨が全体の3分の2を占めており、取扱貨物は雑貨製品類や食料品、紙類、建設資材など、都市の活動に直結する品目の比率が高いことが特徴です。
港勢圏は、人口4,000万人を擁する首都圏、信越、南東北など広大な地域に及んでいます。東京港は、それらの地域で生産、消費される貨物を国内・海外各地へ円滑に一貫輸送するための海陸の結節点として広域的輸送ターミナルの役割を果たしています。
昭和40年代の輸送革新にいち早く対応し、コンテナふ頭、フェリーふ頭、物資別専門ふ頭などを機能的に整備して、港湾の利便性を高めたことで大きく発展した港です。
各ふ頭背後の埋立地には、ふ頭機能を補完する倉庫や物流センターが立地し、また、物流の円滑化のため、幹線道路などの交通網も整備されています。
首都圏の産業と生活を支える国際物流拠点
昭和16年5月20日に外国貿易港として開港した東京港は、昭和40年代のコンテナ輸送革新に積極的に取り組み、日本を代表する国際貿易港に発展しました。
現在、世界の主要港とコンテナ定期航路のネットワークによって結ばれ、日本の産業社会を支える重要な国際物流拠点となっています。
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