交通混雑緩和に向けた取組

   東京港の周辺で、季節や時間帯によりターミナルに車両が集中することで発生する交通混雑を解消するため、様々な取組を行い、渋滞削減の効果を発揮しています。

コンテナふ頭周辺道路における混雑状況の「見える化」

 トラック事業者がコンテナターミナルに入場するまでに要した待機時間等を、トラックに搭載された専用GPS 端末の位置情報を活用してリアルタイムで公表し、ふ頭周辺の混雑状況を「見える化」する取組を行っていま す。計測された待機時間等は、パソコン及びスマートフォンでいつでも参照することが可能となっており、混雑を避けたコンテナターミナルへの来場を促進しています。
 東京港コンテナターミナル所要時間等見える化システム(外部サイト)
 ・コンテナターミナル別に以下の時間を公表
 ① 計測エリアに進入してからターミナルのIN ゲートを通過するまでの平均所要時間
 ② IN ゲート入場からOUT ゲート退場までの平均滞在時間

コンテナ搬出入予約制の推進に向けた取組

 東京都港湾局、東京港埠頭株式会社、(一社)東京港運協会及び国土交通省関東地方整備局では、車両の分散化を図るとともに、事前荷繰りなど荷役作業を効率化することが可能なコンテナ搬出入予約制を推進していくことを目的として、関係者の協力のもと、CONPAS®を活用したコンテナ搬出入予約制事業を実施しています。
 実施内容等の詳細はCyber Port・CONPAS ポータルサイト(外部サイト)のお知らせをご覧ください。

 >令和5年度第5期実施について(外部サイト)

 >令和4年度実施結果まとめ(プレス発表)

早朝ゲートオープンの実施

 東京港のコンテナターミナルにおける貨物の搬出入時間(ゲートオープン時間:8:30~16:30)について、早朝に1時間前倒し(7:30~8:30)することにより、コンテナターミナルへの来場時間の分散化を推進しています。
 実施ターミナル等の詳細は東京港ポータルサイト(外部サイト)の各ターミナルからのお知らせをご覧ください

東京港ストックヤード(TSY)の設置

 輸入実入り引取りコンテナを積載したシャーシ(以下「搬出貨物」という。)の仮置き可能な場所を設置し、宵積み貨物引き取りのピークタイム(午後2時から午後4時30分)を避けた実入りコンテナの搬出を促進・搬出時間を平準化することにより、東京港の渋滞緩和を図っています。

 設置場所 :東京都大田区東海四丁目1番7号(186区画)
 設置者  :東京港埠頭株式会社
 利用時間 :午前8時30分~翌午前8時
 利用対象者:東京港をご利用の外貿コンテナ運送事業者
 対象貨物 :輸入実入り引取りコンテナ積載シャーシ(搬出貨物)
 利用料  :無料
 利用方法 :TSY予約システム(外部サイト)をご覧ください。

トラックドライバー向けWebカメラによる混雑状況の配信

 ふ頭周辺にWEBカメラを設置し、トラックドライバー向けにリアルタイムでふ頭周辺の交通状況を配信することで、混雑している道路・時間帯を避けたトラックの走行を促進しています。
WEBカメラの映像は、東京港ポータルサイト(外部サイトで配信しています。
 ※「ライブカメラ映像」として配信

このページに関するお問合せは以下まで

港湾経営部振興課外貿振興担当

電話番号:03-5320-5547(直通)