東京2020大会に向けた東京港の取組

   東京2020大会では、競技会場等や関連施設の多くが臨海部に立地し、ふ頭周辺を走行する大会関係車両と港湾関係車両の輻輳による交通への影響が見込まれるため、大会運営と円滑な港湾物流の両立に向け、交通対策の取組を進めるとともに、関係者の皆様に交通量の抑制や分散化へのご協力をお願いしてきました。このたび、取組の実施結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

【実施結果】

 円滑な港湾物流確保に向けた東京2020大会時における東京港の取組について(298KB)

以下では、大会に向けて実施した取組をご紹介します。現在実施中の取組等はこちらをご覧ください。

■ 東京2020大会に向けた東京港の取組
① コンテナターミナルのゲートオープン時間の拡大
② 24時間利用可能な貨物の一時保管場所(ストックヤード)の設置
③ 臨海部混雑マップの提供
④ トラックドライバー向けのWEBカメラによりふ頭周辺の交通状況をリアルタイムで配信
⑤ トラックから船舶・鉄道への利用転換の支援
⑥ リーファーコンテナの需要増に伴う発電機のリース支援
⑦ 臨時貨物置場の設置

取組内容の概要はリーフレットをご参照ください。
【日本語】 東京2020大会時の円滑な港湾物流確保に向けたお願い (376KB)
【英 語】 Request for Cooperation to Ensure Smooth Port Logistics (206KB)

■ ご協力いただきたいこと
〇 長期蔵置貨物の解消
 コンテナターミナル内の蔵置貨物量が増加すると作業効率が低下し、コンテナターミナルのゲート前での
交通混雑の発生や貨物の停滞による物流への影響が懸念されることから、大会に向けてヤード内の長期蔵置
貨物の解消の協力を要請しました。大会後においても、引き続きご協力をお願いいたします。
 東京港コンテナターミナルにおける長期蔵置貨物の解消について(通知(写))(159KB)
 <参考> 通知英訳(66KB)

■ 東京2020大会に向けた東京港の整備
〇 新たなコンテナターミナルの整備と道路ネットワークの強化
 ・中央防波堤外側コンテナターミナル Y2(2020年3月 供用開始)
 ・国道357号線 東京港トンネル(2019年6月 開通)
 ・臨港道路南北線(2020年6月 開通)
 ・中央防波堤外側道路 中防外1号線の延伸・拡幅、中防外3号線・5号線の供用(2020年4月開通)

■ メールマガジン「物流通信」
  大会に向けて開始したメールマガジン「物流通信」は、大会後も東京港の取組をいち早く
 お知らせするため、引き続き運用いたします。
  配信希望の登録方法、バックナンバー等はこちらをご覧ください。

■ 東京2020大会に向けた円滑な港湾物流の確保のための連絡協議会
  円滑な港湾物流の確保のための対応方策を検討するため、国との連絡協議会を設置しました。
  過去に開催した会議資料等はこちらをご覧ください。

このページに関するお問合せは以下まで

港湾経営部振興課広域港湾連携担当

電話番号:03-5320-5559(直通)