高潮浸水想定区域図

 東京都は、水防法の規定に基づき、想定し得る最大規模の高潮による氾濫が発生した場合に浸水が想定される区域を示した図(高潮浸水想定区域図)を作成・公表しています。

1 高潮浸水想定区域図とは

 平成27年5月の水防法改正により、想定し得る最大規模の高潮に対する避難体制等の充実・強化のため、浸水想定区域を公表する制度が新たに創設されました。
 東京都は平成30年3月に、想定し得る最大規模の高潮による浸水の危険性について都民の皆様にお知らせし、対策を講じることを目的として、高潮浸水想定区域図を作成しました。
 この高潮浸水想定区域図をもとに、水防法の規定に基づき、令和2年4月に高潮氾濫危険水位を設定し、同水位を設定した12区において浸水が想定される区域を令和2年7月に設定しました。
 各区においては、今後気象情報や水位情報の伝達方法、避難場所や避難経路などが検討され、地域防災計画への規定に取り組むとともに、これらの事項を記載した高潮ハザードマップを作成し、住民の皆様に周知されることとなります。こうした取り組みにより、住民の皆様の避難確保等が図られることとなります。
 引き続き、関係機関が連携して、対策の具体化に向けて取り組んでいきます。

※高潮による災害の発生を特に警戒すべき水位で、これに達したときは、住民等に周知

 

2 高潮浸水想定区域図の作成について

 高潮浸水想定区域図の作成にあたっては、国が作成した「高潮浸水想定区域図作成の手引き(Ver.1.00)」に準拠するとともに、「東京都における高潮浸水想定区域検討委員会」(委員長:磯部 雅彦 高知工科大学学長)を設置し、海岸防災等の専門家からご助言をいただきながら検討を進めてきました。

 〔ポイント〕

  ・我が国既往最大規模の台風(室戸台風級:910hPa)を想定

  ・東京港に最大の高潮を発生させるような台風の経路を設定

  ・高潮と同時に河川での洪水を考慮

  ・最悪の事態を想定し、堤防等の決壊を見込む

 

3 高潮浸水想定区域図の概要

・浸水が想定される区 17区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、

                台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、

                大田区、北区、荒川区、板橋区、足立区、

                葛飾区、江戸川区)

 ・浸水が想定される区域の面積   約212㎢

 ・浸水が想定される区域内の人口  約395万人(昼間)

 ・想定される最大の浸水の深さ   約10m

 ・浸水が継続する時間       1週間以上(排水が完了するまで継続)

 

4 公表資料

 ・高潮浸水想定区域図[想定最大規模](浸水深)
   ・高潮浸水想定区域図[想定最大規模](浸水深色違い)
   ・高潮浸水想定区域図[想定最大規模](浸水継続時間)
 ・高潮浸水想定区域図について(説明資料)