排水機場のしくみ

台風などで水門を閉鎖した時、内水域の水位が降雨や下水排水により上昇した場合、排水機場のポンプを運転して内水域の水位を下げます。

【江東地区】 内水位をAP+2.3m以下を維持する
【築地・港南地区】 内水位をAP+2.5m以下を維持する

50年確率(約250mm/日)又は100年確率(約340mm/日)の大雨が降っても、内水位が維持できるよう主排水ポンプの能力を決めています。

排水機場断面図アニメーション

【排水機場断面図】



排水機場の構成は、各排水機場で多少異なりますが、以下のようになります。

■排水機場の構成
主排水
ポンプ
形式 立形軸流ポンプ
排水量 11.4〜14.7m3/s
軸回転数 160〜183rpm
全揚程  3.5〜4.5m
主機関 形式 4サイクルディーゼルエンジン
 回転数 720〜1000rpm
馬力 900〜1142ps
減速機 歯車式減速比 約1/4〜1/6
その他 燃料供給設備、冷却水設備、潤滑油設備、圧油設備、スクリーン設備、クレーン設備等

主機関・減速機の写真
【主機関・減速機】
主排水ポンプ・蝶型弁の写真
【主排水ポンプ・蝶型弁】

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東京港建設事務所高潮対策センター防災担当

電話番号:03-3521-3013