水門のしくみ

外郭堤防により仕切られた外水域と内水域との境に設置され、高潮等で外水域の水位が高くなった場合、水門を閉鎖して内水域の水位上昇を防ぐ役割をします。

水門設備としては、大別して門扉・戸当り・開閉装置で構成されます。

複葉型ローラーゲート図面
【複葉型ローラーゲート図面】

港湾局では、次の3種類の水門が設置されています。

■ローラーゲート

門扉水圧荷重を主ローラーで受ける形式です。扉体が1枚の単葉型、扉体が2枚の複葉型があります。開閉装置はワイヤーロープウインチ式です。

ローラーゲートの写真 << ローラーゲート閉鎖の様子【高浜水門】


開閉装置(ワイヤーウインチ式)の写真 << ワイヤーウインチ式の開閉装置


■スイングゲート

1枚門扉の端部を支点に扉体がスイングする形式です。開閉装置は油圧シリンダー式です。

スイングゲート閉鎖の様子【築地川水門】 << スイングゲート閉鎖の様子【築地川水門】


■セクターゲート

2枚の扇型門扉が付け根を支点にスイングする形式です。開閉装置はワイヤーロープウインチ式です。

セクターゲート閉鎖の様子【新砂水門】 << セクターゲート閉鎖の様子【新砂水門】

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東京港建設事務所高潮対策センター防災担当

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