道路をつくる
1.東京港の道路 東京港は、首都東京の港湾であり、国際貿易による貨物や国内を流通する貨物などを捌く物流機能と、臨海副都心などの都市機能を併せ持っています。このため、港湾部を通行する車両交通もさまざまな形態となり、これらの交通を円滑に処理するための道路にも目的に応じた機能が要求されることになります。 東京港の道路は、その機能により次のように大別されます。 (1)幹線臨港道路 港湾と背後地を円滑に結びつける機能を持つ道路であり、各ふ頭間を連絡する道路及びふ頭と背後地の幹線道路を結ぶ道路があります。 また、東京港の場合、背後地の既設幹線道路が都心部近くを通行するため、幹線道路の機能の一部を代替するような大規模な幹線臨港道路もあります。 (2)臨港道路 各ふ頭内で円滑な港湾機能を発揮することを目的とする道路で、岸壁背後の荷さばき地と幹線臨港道路を結ぶ道路です。 (3)開発道路 港湾部の土地開発、利用を円滑に行うことを目的とする道路です。 (4)区画道路 土地を使用規模に応じた形状に分割する道路です。 2.主な事業 ●「中防内5号線」「中防外1号線」「中防外3号線」「中防外5号線」 これらの道路は、外貿コンテナターミナル(中央防波堤外側コンテナふ頭)や港湾関連施設(倉庫等)などの整備による中央防波堤における需要の増大に対応するため、整備します。 |
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記事ID:019-001-20240904-007417