「東京クルーズビジョン」の策定について

平成26年1月16日

 世界のクルーズ市場は、客船の大型化とクルーズ人口の急増という大きな流れの中にあります。
 特に、アジア地域においては、中国を中心とする経済成長を背景にクルーズ市場の飛躍的成長が見込まれており、日本国内のクルーズ人口も今後の大きな伸びが確実視されています。
 このように、クルーズが急激に身近なものとなってきている今、東京都は、2020年オリンピック・パラリンピック開催都市として、また、国際観光都市として、今後のクルーズ客船誘致施策を積極的に展開していくため、概ね15年後の目標とその実現に向けた取組をまとめた「東京クルーズビジョン」を策定しましたので、お知らせします。



1 「東京クルーズビジョン」策定までの検討体制


  • 学識経験者、東京港利用者及び関係行政機関による「東京港クルーズ客船誘致促進ビジョン策定委員会」を設置し、東京港の現状や将来像について幅広くご議論いただきました。

2 15年後を見据えた目標とその実現に向けた取組


  • 基本的な考え方
  • 東京の強みである「交通アクセスの充実」、「観光資源の充実」、「背後圏の人口集積」を活かし、発着港としての体制強化を進めていきます。

  • 主な誘致ターゲット
    (日本籍船)
    • 安定した寄港回数を確保するため、「母港化」を推進していきます。

    (外国籍船)
    • 乗客数千人規模の大型クルーズ客船の発着・寄港や「フライ&クルーズ」を積極的に誘致していきます。

  • 今後の取組
  • 世界最大の客船に対応可能な新客船ふ頭を臨海副都心に整備
    (2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を見据え、早期の開業を目指します)
  • 利用者の利便性を追求した施設整備を行うとともに、より積極的な誘致活動を展開してい きます。

  • 2028年(平成40年)時点でのクルーズ客船年間誘致目標
  • 東京港のクルーズ利用人口50万人、クルーズ客船利用回数280回を目指します。

3 「東京クルーズビジョン」本編及び概要版


このページに関するお問合せは以下まで

港湾経営部振興課

電話番号:03-5320-5529