第三部 <3>国際的な人と文化の交流

第三部 世界に開かれた活力と交流のまち
<1>新しい時代を担う産業の育成 <2>国際貿易ビジネスゾーンの形成 <3>国際的な人と文化の交流 <4>未来型情報モデル都市 <5>にぎわいをいかした新たな都市文化の創造
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世界に開かれた活力と交流のまち
国際的な人と文化の交流
 グローバル化・ボーダレス化の進展により、人・物・文化等の国際交流は今後とも増大し、多様化していく。人々の活発な国際交流は、地域の文化、産業、経済などに新しい刺激を与え、創造性の発展を促し、市民や企業の活動や考え方に大きな影響を及ぼし都市の発展の原動力にもなる。
 国際展示場をはじめ副都心地域内では多数の見本市、展示会、国際会議、イベント等が開催され、臨海副都心に大きなにぎわいをつくりだすとともに、既成市街地にはない多様な人々や文化に出会うコンベンションパークが形成されつつある。
 このようなコンベンションを軸として、いろいろなノウハウをもった人々が集まり、国内外の産業界だけでなく、大学の研究者や市民をも巻き込んだ多様な交流を大きくひろげていく。
国際コンベンション機能の整備
 国際展示場を核に国内外からの来訪者が集い、多様な情報と文化の交流が活発に行われるコンベンションパークの形成をめざして、コンベンション関連事業者の誘致やコンベンションに係わるサービス機能の整備を図る。
 また域内や近隣のスポーツ・レジャー施設との連携を図り、コンベンションに関連して発生する多様なニーズに応える。
国際交流の支援
(1)青少年・国際交流機能の整備
 次代を担う青少年、研究者を中心に市民の国際的な交流を充実させ、日本及び東京の新しい文化や生活の実態を海外に紹介するとともに外国人との交流を活発化することにより、新たな文化の創造をもたらす魅力あふれるまちづくりをめざす。
 このため、青少年センターなどを活用しながら、青少年を中心に外国からの訪問者、留学生、研究者、在日外国人等と時間、空間を共有し、ともに集い、学び、遊び、国際的な交流を行うことができる各種機能の立地・誘導を図る。
(青少年・国際交流機能の例)
[1] 情報提供機能
青少年に関する各国の資料コーナー、インターネットコーナー等
[2] 国際交流・協力機能
外国人に対する情報提供や国際交流・協力活動についての情報提供
セミナールーム等
[3] 活動支援機能
交流・学習施設、イベントインフォメーションの提供等
[4] 宿泊機能
内外の青少年、研究者・外国人等が利用できる長期滞在も可能な宿泊機能
[5] ボランティア活動の支援機能
通訳やガイドなどのボランティアの活動支援及び情報提供等
(2)国際機関等の誘致
 グローバル化・ボーダレス化の進展に伴い、国際的な利害調整、協力関係の構築が必要となってきていることから、国際機関や、多国間あるいわ地域間に係わる国際業務機関の役割が重要となってきている。
 東京の治安の良さや臨海副都心の立地特性及び各種の高度な機能は、これらの国際機関等の立地に適しており、世界との交流をめざす臨海副都心開発の基本方針を踏まえ、その誘致を検討する。
(3)外国人にもわかりやすい案内表示の導入
 臨海副都心の各種公共施設だけでなく、民間の商業施設等についてもアルファベット表示や絵文字、西暦年号の使用等外国人にもわかりやすい表示を積極的に導入し、外国人などにも住みやすく、訪問しやすいまちづくりを行っていく。

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臨海開発部開発企画課

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