第二部 <3>魅力ある都市景観の形成

第二部 快適でゆとりある都市生活のまち
<1>快適で良質な住まいの実現 <2>水と緑のネットワーク <3>魅力ある都市景観の形成 <4>自然と共生する都市づくり
まちづくり推進計画 目次に戻る
快適でゆとりある都市生活のまち
魅力ある都市景観の形成
 美しい景観は、人々にまちに対する誇りを抱かせるとともに、都市の快適さを構成する重要な要素である。臨海副都心では、まちづくり都民提案をいかしながら、ガイドライン等により、美しい都市景観を誘導・創造し、自然環境にも調和した質の高い新しいまちづくりを行っていく。
基本的考え方
(1)個性豊かなウォーターフロント景観
 臨海副都心の特徴である、港を望み東京都心部を展望する優れた立地条件をいかして、個性豊かなウォーターフロント景観を創出していく。
(2)自然をいかした都市景観
 水際線やシンボルプロムナード、お台場海浜公園等の公園・緑地をいかした魅力ある都市景観の形成を図る。
(3)アメニティ空間の形成
 臨海副都心で「住み」「働き」「憩う」人々にとって、多様な魅力を持つアメニティ空間が形成されるよう配慮する。
(4)変化に富んだまちなみ
 ランドマークを適切に配置するとともに、大小の区画を組み合わせ、路地的空間や界隈性のある空間など、まちなみが親しみやすく、変化に富んだ表情を持つように配慮する。
(5)東京港の景観の一部としての臨海副都心
 臨海副都心は東京港のほぼ中央にあって都心部からも展望される位置にあり、東京港の景観を構成する重要な要素である。こうした条件も考慮して、魅力ある景観形成を図る。
ガイドラインによる景観形成の誘導
(1)ガイドラインによる景観形成の誘導
 魅力ある都市景観の創出を図るため、現行の『臨海副都心まちづくりガイドライン』に景観形成のための内容を加えた新しい「ガイドライン」を策定して、まちづくりの誘導を行う。
(2)自主的な管理の尊重
 ガイドラインによる誘導は、魅力あるまちなみを形成するための必要最小限のコントロールにとどめ、運用にあたっては、まちづくり協議会による自主的な管理とするなど、事業者の自由な発想をいかしながら、関係者の協働による良好な景観の形成を図る。
記事ID:019-001-20240904-007347